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沿革・目的・運営方針

1.研究推進機構の沿革

 岡山大学としての組織的な産学官連携活動は、1990年(平成2年)の「地域共同研究センター」設置からスタートしました。その後、何回かの組織拡充により、学内に複数の産学官連携機能を担当する部門が併存した結果、これらを統合する必要が生じました。そこで、2006年(平成18年)に関係諸部門を「研究推進・産学官連携機構」として統合し、機能集約をしました。また、2008年(平成20年)に「研究推進産学官連携機構」として組織の再整理を行い、学内で唯一の産学官連携統合組織として明確な位置付けを行いました。さらに、2019年4月に研究推進機構と名称変更しました。

2.研究推進機構の設置目的

 大学は地域社会を構成する一員として、長期的視点にたった展望に基づく活動や、公共財産としての役割が期待されています。その為に、大学で行われる非常に多岐にわたる活動成果を社会に正しく伝達し、還元することが必須です。これらの一連の活動を「社会連携活動」あるいは「産学官連携活動」と定義していますが、このような活動を一元的に展開することが、私ども連携機構(研究推進機構)の目的です。

3.研究推進機構の運営方針

 岡山大学では、“高度な知の創成と的確な知の継承”を理念として掲げています。知の創成とは「研究」を意味し、知の継承とは「教育と社会還元」を意味しています。研究推進機構は「研究」におけるポリシーを踏まえ、研究者の研究活動を活性化します。また、社会が抱える課題を解決するため、総合大学の利を生かし、積極的に社会との双方向的な連携を行うことで、大学の知や技術の成果を社会に還元する(=社会貢献)ことを目指しています。