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岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップについて

募  集
2021年04月01日

 博士後期課程又は博士課程に進学する優秀な人材の確保を図るとともに、本学の「重点研究分野」の研究を推進する若手研究者の養成、ひいては、我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究者の養成を目的に創設した「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ」の対象者を募集します。
 対象者には、フェローシップとして、研究専念支援金と研究費を支給・配分するとともに、研究力向上とキャリアパスの支援に向けた様々な取組を提供します。

1.予定人数

10名程度

2.申請資格

 OUフェローシップに申請できる者は、下表に示す申請要件を満たす者の内、修学・研究意欲が高く、研究に専念することを希望する者であって、対象年度の4月1日時点で、30歳未満(出産・育児等のライフイベントを経た者においては32歳未満、臨床研究を課せられた医学系分野に在籍した者においては33歳未満)の者とします。
ただし、次に掲げる者は除きます。
(1)社会人(※)
(2)日本学術振興会の特別研究員
(3)国費外国人留学生制度による支援を受ける留学生及び本国から奨学金等の支援を受ける留学生

課程種別 研究科名 申請要件
区分制の博士後期課程 社会文化科学研究科
自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻を除く)
保健学研究科
環境生命科学研究科
医歯薬学総合研究科(薬科学専攻)
ヘルスシステム統合科学研究科
令和3年4月入学予定者及び令和3年4月1日現在、在学月数12ヶ月未満の者
一貫制の博士課程 自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻) 令和3年4月に第3年次相当進級予定者及び令和3年4月1日現在、在学月数24ヶ月以上36ヶ月未満の者
医学・歯学・薬学系の4年制博士課程 医歯薬学総合研究科(薬科学専攻を除く) 令和3年4月に第2年次相当進学予定者及び令和3年4月1日現在、在学月数12ヶ月以上24ヶ月未満の者

※「社会人」とは、①経常的な収入を得る仕事に現に就いている者、②経常的な収入を得る仕事から既に退職した者、③主婦・主夫 を指します。ただし、③については、生活の実態により、申請資格を認める場合があります。

申請資格で不明点がある場合は、「10.提出先・問合先」に照会ください。

3.支給額等

 OUフェローシップは研究専念支援金と研究費で構成し、支給額等は以下のとおりです。

(1)研究専念支援金-年額180万円(月15万円)【原則、2ヶ月分を隔月支給】
  ※ 研究専念支援金は、当該学生が研究に専念できるよう、生活費相当額として支給します。
(2)研究費-年額60万円以内【年度毎に研究計画を事務局に提出後、配分】
 
 なお、研究専念支援金については、「岡山大学大学院博士後期課程就学支援奨学金」、「(公財)大本育英会給付奨学金」及び研究科、専攻で設けている独自の奨学金制度等(入学一時金を除く。)による支援を受けている場合、180万円から当該奨学金等の額を減じた額を支給します。また、研究専念支援金の一部をリサーチ・アシスタントの給与として支給する場合があります。

4.支給期間等

 研究専念支援金の支給及び研究費の配分期間は、本学博士後期課程(又は博士課程)に在籍する期間(原則3年間、標準修了年限以内に限る。)とします。なお、休学した場合は、原則として受給資格を喪失しますが、研究再開の見込みがある場合に限り、休学期間中の支給等を一時中断し、復帰後に再開する等の取り扱いとする場合があります。

5.申請手続・選考及び結果通知

 ※詳細は公募開始後にお知らせいたします。

6.選考方針

 修学・研究意欲が高く、本学の重点研究分野の研究を推進し、ひいては、将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担うことが期待できる研究者であると認められる者をOUフェローシップ対象者に決定します。なお、審査にあたっては、以下の観点に基づき、総合的に評価します。

(1)豊かな創造性と深い洞察力に裏打ちされた独創的な課題設定能力を有するか
(2)研究を遂行する能力が優れているか
(3)高いコミュニケーション能力を有するか

7.OUフェローシップ対象者の義務

 対象者には、研究計画を踏まえた研究活動に専念するとともに、次の事項を履行する義務があります。(詳細は、採用後に別途案内します。)

(1)各年度の研究進捗報告書(指定様式)の提出(9月及び3月)
(2)定期的なメンターとの面談(原則、2ヶ月に1回)
(3)研究力向上・キャリアパス支援に関する企画(インターンシップ、企業等との交流会、各種講習会等)への参加

8.留意事項

(1)対象者には、研究活動に専念すること等について誓約書を提出していただきます。
(2)対象者と本学の間に雇用関係はありませんが、研究専念支援金は、税法上雑所得と扱われ課税の対象となります。
   そのため、確定申告が必要となります。
(3)研究費については、大学の管理下(指導教員のもと)で適切に使用していただきます。

9. 説明会動画

10.提出先・問合先(OUフェローシップ事務局連絡先)

研究協力課 吉田、福原、金本
(Email)ou-fellowship@adm.okayama-u.ac.jp
(Tel)086-251-8486