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【活動報告】産学連携学会第21回大会において産学連携組織における心理的安全性に関する本学の取り組み事例を発表

ニュース
2023年06月23日

 6月12日(月)、13日(火)、高知県で開催された産学連携学会第21回大会において、本学研究協力部の事務職員2名が取り組み事例について発表しました。
 最初に、研究協力部研究協力課の田淵美奈事務職員が「産学連携組織における心理的安全性の理論的検討~岡山大学の事例~」と題し、産学連携のフレームワークと心理的安全性のフレームワークについて理論的に分析し、産学連携組織の発展に向けた心理的安全性の確保の重要性について発表しました。
 続いて、研究協力部産学連携課の吉葉弘子事務職員が、「岡山大学における産学連携の収益活動に関する探索的取り組み事例」と題し、本学の収益構造・産学連携関連収入の分析に基づき、社会実装志向の研究者の育成を目的とした社会実装研究の学習の場づくりと、イノベーションを創出する組織風土の醸成を目的とした個人特性を許容する創造の場づくりに取り組んでいることを紹介しました。
 参加者からは「岡山大学と産学連携に関する取組みについて広く意見を交わすことができた。良い先行事例は自分の大学でも積極的に取り入れ、より一層の産学連携強化に努めたい」などの感想が寄せられました。
 
岡山大学の研究活動を支える研究推進機構及び研究協力部の活動は研究のサポートに留まりません。教職協働を推進するため、事務職員のスキルアップに力を入れていくとともに、より良い研究環境を整えることを目的に、研究の推進のための研究や、心理的安全性が保たれた環境づくりに継続して取り組んでいきます。

※産学連携学会
 本学会は産学連携学の確立及び産学連携自体を発展させることにより、我が国の学術や技術の発展を促進し、もって地域が特色ある活動を活発に行う豊かで個性と活性に富んだ社会をつくりあげることに寄与することを目的としています。研究推進機構・研究協力部では、産学連携の研究についても積極的に取り組んでいます。
 今回は2日間で延べ90件の一般講演、5件のオーガナイズドセッションが行われました。

※本学発表題目
  ・産学連携組織における心理的安全性の理論的検討~岡山大学の事例~
    発表者:田淵美奈、吉葉弘子、佐藤浩哉、宮崎悟
  ・岡山大学における産学連携の収益活動に関する探索的取り組み事例
    発表者:吉葉弘子、田淵美奈、佐藤浩哉、宮崎悟

 大会プログラムの要旨はこちら pdf

大会の模様  発表する田淵事務職員、吉葉事務職員

【本件問い合わせ先】
 研究協力部研究協力課
 TEL:086-251-8460
 kikou◎adm.okayama-u.ac.jp
※メールを送信する際は、◎を@に置き換えてください。