岡山大学URA ごあいさつ
那須 保友 Yasutomo NASU, M.D., Ph.D. 第15代 岡山大学 学長(第5代 法人の長) |
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文部科学省が提示している「国立大学改革実行プラン」では、地球規模の課題を解決する大学・研究拠点を形成するため、世界で戦える「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学)」を絞り込む施策を打ち出しています。岡山大学のリサーチ・ユニバーシティとしての位置づけを明確にするため、岡山大学は国際的な学術成果の積極的提示や大型プロジェクト研究グランドデザイン構築、 イノベーションを起こす成果を残す研究活動を推進し、世界から「リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学」として世界的評価を得ることを目指しています。今後、社会が注目する課題に向けた大型プロジェクト研究の提案やファンディングエージェンシーの動向の分析といった企画面を先導することができる研究系高度マネジメント人材や専門組織の充実を図る所存です。 URAは、研究の活性化を戦略的に推進するため、法人の長でもある学長が直接指揮しています。今後、岡山大学がリサーチ・ユニバーシティとして確固たる地位の確保と社会に対する更なる貢献を押し進める場面で数々の重要な役割を担います。「リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学」という明確な目標のため、URAの運用と皆様のご理解を何卒宜しくお願い申し上げます。 |
佐藤 法仁 Norito SATOH, Ph.D. | |
国立大学法人岡山大学 副理事(研究・産学共創総括担当) 岡山大学 副学長(学事担当) 上級リサーチ・アドミニストレーター 一般にURAは、研究管理の事務などのサポートとして運用されていることが多いです。しかし、岡山大学におけるURAはこれと大きく異なります。岡山大学では、URAが整備される以前に先駆けて知財プロデューサーや産学官コーディネーター、研究管理事務員などのサポート人材の配置、運用されてきました。この様な中で、岡山大学におけるURAの役割を一言で表すならば、「リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学の推進役」です。基幹的総合大学における研究の多様性を保ちながらも、得意、特長のある研究領域を伸ばしつつ、社会に影響力のある成果を生み出していく推進役です。また、学長や理事たち経営陣のブレーンとして、岡山大学の研究推進を押し進めるための提言などを行い、経営陣が執るべき研究方針に強く関与します。 このように岡山大学におけるURAは、時に大学の研究方針に参画する経営陣としての能力を備え、また時として研究者一人一人に対して研究マネジメントを戦略的に行うブレーンとして、大学の研究面における数多くの経営管理の重要な職務に当たります。今後、岡山大学におけるURAの運用にあたっては数多くの方々の協力が必要となってきます。「リサーチ・ユニバーシティ:岡山大学」の実現のため、皆様のご協力とご支援の程、何卒宜しくお願い申し上げます。 |
岡山大学URA設置後の歴代学長(法人の長) |
第13代(第3代法人の長) 森田 潔 (2012年4月 ~ 2017年3月) |
第14代(第4代法人の長) 槇野 博史(2017年4月 ~ 2023年3月) |
第15代(第5代法人の長) 那須 保友(2023年4月 ~ 在職中) |
岡山大学URA制度を所管する理事(研究担当)・副学長 |
初代 山本 進一(2012年9月 ~ 2017年3月) |
第2代 竹内 大二(2017年4月 ~ 2019年3月) |
第3代 那須 保友(2019年4月 ~ 2023年3月) |
第4代 佐藤 法仁(2023年4月 ~ 在職中)* |
*2023年度より国立大学法人岡山大学における「理事(研究担当)」は、学長(法人の長)が所管することになった。そのためURA制度の所掌は副理事(研究・産学共創総括担当)となった。 |