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令和5年度岡山大学科学技術創出フェローシップ受給者の募集について

公  募
2022年08月03日

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 本学では、博士後期課程又は博士課程に進学する優秀な人材の確保を図るとともに、本学の「重点研究分野」の研究を推進する若手研究者の養成、ひいては、我が国の科学技術・イノベーション創出を担う研究者の養成を目的として、令和3年4月から「岡山大学科学技術イノベーション創出フェローシップ(OUフェローシップ)」を創設しました。
 令和5年度OUフェローシップタイプA及びタイプBの受給者を9月から募集する予定です。なお、タイプA及びタイプBとも、同じスケジュールで募集を行います。

OUフェローシップ説明会

説明会資料
説明会動画
質疑応答(説明会でいただいた質問及び回答です。)
※申請の際は、こちらのFAQもご参照ください。

令和5年度募集関係書類 ※募集は締め切りました。

重点研究分野

1.採用人数

タイプA
1年次相当(4年制博士課程は2年次):10名程度
2年次相当(4年制博士課程は3年次):1名程度
3年次相当(4年制博士課程は4年次):1名程度
タイプB
1年次相当:8名程度
2年次相当:2名程度
※詳細は募集要項をご確認ください。

2.対象となる研究科・学生(博士課程・博士後期課程に限る。)

タイプA

課程種別研究科名申請要件
区分制の博士後期課程社会文化科学研究科
自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻を除く)
保健学研究科
環境生命科学研究科
医歯薬学総合研究科(薬科学専攻)
ヘルスシステム統合科学研究科
・令和5年4月入学者(選抜試験受験予定者を含む) ※1
・令和5年4月に第2年次進級予定者 ※2
・令和5年4月に第3年次進級予定者 ※2
一貫制の博士課程自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻)・令和5年4月に第3年次進級予定者 ※2
・令和5年4月に第4年次進級予定者 ※2
・令和5年4月に第5年次進級予定者 ※2
医学・歯学・薬学系の4年制博士課程医歯薬学総合科学研究科(薬科学専攻を除く)・令和5年4月に第2年次進級予定者 ※2
・令和5年4月に第3年次進級予定者 ※2

タイプB

課程種別研究科名申請要件
区分制の博士後期課程社会文化科学研究科
自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻を除く)
保健学研究科
環境生命科学研究科
医歯薬学総合研究科(薬科学専攻)
ヘルスシステム統合科学研究科
・令和5年4月入学者(選抜試験受験予定者を含む) ※1
・令和5年4月に第2年次進級予定者 ※2
一貫制の博士課程自然科学研究科(地球惑星物質科学専攻)・令和5年4月に第3年次進級予定者 ※2
・令和5年4月に第4年次進級予定者 ※2
医学・歯学・薬学系の4年制博士課程医歯薬学総合科学研究科(薬科学専攻を除く)・令和5年4月入学者(選抜試験受験予定者を含む) ※1
・令和5年4月に第2年次進級予定者 ※2

※1 令和4年10月入学者も含む。
※2 令和4年10月に該当年次に進級した者も含む。

3.支給額等

タイプA

 OUフェローシップタイプAは研究専念支援金と研究費で構成し、支給額等は以下のとおりです。
(1)研究専念支援金:年額180万円(月15万円)【原則、2ヶ月分を隔月支給】
 ※研究専念支援金は、当該学生が研究に専念できるよう、生活費相当額として支給します。
(2)研究費:年額60万円【年度毎に研究計画を事務局に提出後、配分】

タイプB

 OUフェローシップタイプBは研究奨励費と研究費(定額)及び研究費(チャレンジ枠)で構成し、支給額等は以下のとおりです。
(1)研究奨励費:年額180万円(月15万円)【原則、2ヶ月分を隔月支給】
 ※研究奨励費は、当該学生が研究に専念できるよう、生活費相当額として支給します。
(2)研究費(定額):年額40万円【年度毎に研究計画を事務局に提出後、配分】
(3)研究費(チャレンジ枠):年額70万円以内【年度毎に提案を募り、評価の高い者に対して配分】
 ※研究費(チャレンジ枠)は、フェローシップ対象学生から、自らの①国際性、②研究力、③キャリア意識を高める取組等の提案を受け、追加配分する経費のことです。

留意事項(タイプA・タイプB共通)

 次の奨学金を併給する場合は、当該奨学金とフェローシップ(研究専念支援金又は研究奨励費180万円)とを併せて、年間受給額の総額が240万円を超えないよう、当該奨学金またはフェローシップの額を減額調整することとします。
 ①公益財団法人大本育英会給付奨学金
 ②岡山大学大学院博士後期課程就学支援奨学金
 ③研究科、専攻で設けている独自奨学金(入学一時金を除く。)
 なお、現在、これらの奨学金を受給中の学生が、今回の募集に申請し、対象者に決定された場合の当該奨学金の取扱いについては、「10.提出先・問合先」へ照会ください。

4.支給期間等

令和5年4月1日~ 原則標準修業年限以内(タイプAについては原則3年間)

5.申請手続

 OUフェローシップの支給等を希望する者は、以下の書類を提出してください。
・申請書(PDFで提出)
・収入見込額証明書(社会人学生等収入のある場合のみ)
・所見書(PDFで作成者から事務局へ直接提出)

申請書受付期間:9月1日(木)~9月26日(月)
提出期限:9月26日(月)17時(JST)【期限厳守】
提出先:OUフェローシップ事務局

    ou-fellowship@adm.okayama-u.ac.jp
※件名を「2023_application_氏名」とし、電子メールにて提出してください。

 指導(予定)教員等ご自身の研究内容をよく知る方に、別紙「所見書」の作成を依頼してください。(所見書については、作成者から直接、事務局へ提出いただきます。)
 なお、申請書及び所見書は、期限内であっても原則差替え等は受け付けません。いずれも、時間的余裕を持って取りかかり、指導教員と相談の上、提出してください。

6.選考及び結果通知

 選考は、OUフェローシップ審査委員会において、書面審査及びWebによる面接審査により行います。書面審査の結果は、10月末日までに本人宛通知します。その際、書面審査通過者には、面接審査の詳細をお知らせします。面接審査は11月上旬を予定しています。面接審査(最終審査)の結果は、11月末日までに本人宛通知します。
 なお、採択者の辞退等により欠員が発生した場合は、申請者の内から適切な者を選定する場合があります。

7.選考方針

 就学・研究意欲が高く、本学の重点研究分野の研究を推進し、ひいては、将来の我が国の科学技術・イノベーション創出を担うことができる研究者であると認められる者を対象者に決定します。審査に当たっては、以下の観点に基づき、総合的に評価します。
(1)豊かな創造性と深い洞察力に裏打ちされた独創的な課題設定能力を有するか
(2)研究を遂行する能力が優れているか
(3)高いコミュニケーション能力を有するか

8.OUフェローシップ対象者の義務

 対象者には、本学が定める研究倫理教育を履修した上で、研究計画を踏まえた研究活動に専念するとともに、学位取得後の明確なキャリアパス形成のために次の事項を履行する義務があります。
(1)年度毎の研究進捗報告書(指定様式)の提出(9月及び3月)
 ※タイプBについては、研究費(チャレンジ枠)を使用した取り組みの進捗報告を含む。
(2)定期的なメンターとの面談(原則、2ヶ月に1回)
(3)研究力向上・キャリアパス支援に関する企画(インターンシップ、企業等との交流会、各種講習会等)への参加
(4)申請書の「申請資格の確認」欄の記載内容に変更が生じた際の報告

9.留意事項

(1)対象者には、研究活動に専念すること等について誓約書を提出していただきます。
(2)対象者と本学の間に雇用関係はありませんが、研究専念支援金又は研究奨励費は、税法上雑所得と扱われ課税の対象となります。そのため、確定申告が必要となります。
(3)研究費(チャレンジ枠を含む。)については、大学の管理下(指導教員のもと)で適切に使用していただきます。
(4)OUフェローシップは国の事業によって実施されるものであり、フェローシップで支給する研究専念支援金又は研究奨励費(生活費相当)及び研究費は、「日本での研究活動」を支援するという前提のもとで実施されることが国の制度によって決まっております。よって、新型コロナ感染状況等により渡日できていない方には支給することができませんのでご注意ください。

10.提出先・問合先(OUフェローシップ事務局連絡先)

研究協力課 吉田・金本
(Email)ou-fellowship@adm.okayama-u.ac.jp
(Tel)086-251-8462
※できるだけメールでお問合せください。